チャートの形が「取っ手の付いたコーヒーカップ」に見える状況のこと。

- 横ばいの値動きが続いた後、
- 一旦下落して、横ばいの価格付近まで戻ったところで再度下落
- そして、横ばいの価格を上抜けたところで一気に上昇していく
カップウィズハンドルはカップを形成し始めてからだいたい、「日足で3~6ヶ月ほど」の期間で形成される。
ただし、2~3日の中でカップウィズハンドルが形成される場合あり。
「15分足」でチェックできる
(21.4.7スパイダープラスが該当)
カップウィズハンドルが起こる理由
一言でいうと「群集心理」
カップウィズハンドルの流れは以下の通り
・カップウィズハンドルができる前は「横ばい」
・横ばいの価格帯で購入した人は損切できず保有
・それでも、損切や売りが行われて株価が落ち着きもみ合い
・売られすぎで買いが入る
・横ばいで購入した人が、購入価格付近で売って、再度下落
・おおよそ売りが出尽くしているため、買いが優勢となり上値抵抗線(レジスタンスライン)を抜けたところで一気に上昇
カップウィズハンドルで買うタイミング
- カップ型のチャートを探す
- 上値抵抗線を見つける
- 上値抵抗線で下落し、再反発するのを待つ(カップウィズハンドル完成)
- 上値抵抗線を上抜けたのを確認して買いでエントリーする
※上値抵抗線は、カップが形成される前の横ばい価格帯とほぼ同じ
カップウィズハンドルが成功する場合
- カップ形成前の横ばい期間が長い、何度も反落している
- カップの底のもみ合い期間が長い(鋭角なVの字ではない)
- 取っ手部分の下落幅がカップの深さに対して浅い(目安は1/3以下くらい)
- 上値抵抗線を上抜けるときは出来高を伴っている
カップウィズハンドル成功例:

カップウィズハンドルが失敗する場合
- カップ形成前の横ばい期間が長い、何度も反落している
- カップの底がVの字(平らな期間が長くないとだめ!)
- 取っ手部分の下落幅が深い(小さいほうがよい)
カップウィズハンドル失敗例:
