一文(いちもん)は、穴のあいた一文銭といわれる最小単位の貨幣で、今でいえば一円です。
新値という場合、新高値と新安値がありますが、どちらかといえば高値更新で使われます。
徐々に人気を高めてきた銘柄がついに以前の高値を抜いたものの、大きく抜くことができず、わずか一円だけ更新してそれ以上は上に行かなくなった相場は鬼よりも怖い、強烈な株価の天井になるという教えです。
現在でも「2番天井」といって、天井形成パターンの中でも嫌がられています。
例:マザーズの10月高値で出現 約6ヶ月に及ぶ軟調を叩き出す。