債券と金利と株式の関係について

債券と金利の関係

・金利の上昇=債券価値下落=債券売り

現在発行されている債券のクーポン(利率)より高くなる債券が発行される可能性アップ。

現在発行されている債券の利率は低くなるため、価値も下がる。

よって、債券価格は下落し債券売りとなる。

・金利の下落=債券価値上昇=債券買い

現在発行されている債券のクーポン(利率)より低くなる債券が発行される可能性アップ。

現在発行されている債券の利率は高くなるため、価値も上がる。

よって、債券価格は上昇し、債券買いとなる。

金利とインフレの関係

インフレ=金利上昇

インフレは、流通するお金の量が多すぎるから起きる。

金利を上げれば、借り入れが減り、流通するお金の量も減らせる

金利と株価の関係

金利が高いと、会社の将来利益が減る

将来の利益が減るのは、現在割引価値で計算するため。

そして割引現在価値は、国債の金利を使うので、金利が上がる程将来の利益の現在価値は減少する。

将来の利益が減少すれば、株価の価値も下がる。

カッパ―ゴールドレシオと金利の関係

「カッパー/ゴールド・レシオ」というのは、銅価格を金価格で割って求めた指数をいう。

銅が金に対して買われていれば指数は上昇し、銅が金に対して売られていれば指数は下落。

※銅は送電線から自動車まで幅広い用途で使われることから、景気の先行指標とされる。

・カッパーゴールドレシオ上昇=景気拡大

・カッパーゴールドレシオ下落=景気後退

カッパ―ゴールドレシオ上昇→景気拡大を示唆→インフレ加速→長期金利の上昇
とみることができる

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